自分で給湯器を取り付けるのは本当に得?その前に知っておきたい注意点
「給湯器の取り付けくらい、自分でもできそう」と思ったことはありませんか?
最近はネット通販で安く機器を購入できるため、DIYでの設置を検討する人も増えています。特に工事費を節約したい方にとって、魅力的に映るかもしれません。
しかし、給湯器はガスや水道、電気が絡む高度な専門設備です。施工ミスは火災・ガス漏れ・凍結破損など、重大なトラブルにつながる可能性があります。
札幌のような寒冷地では、さらに凍結対策などの対応も必要となるため、自己設置は非常に危険です。
まずは、そのリスクと注意点をしっかり把握しておきましょう。
給湯器を自分で取り付ける人が増えている理由
最近では、楽天やAmazon、ヤフーショッピングなどで給湯器本体だけを安く購入できるようになり、DIY志向の方が増えています。
なぜ「自分でやろう」と思うのか?
- 業者に依頼すると費用が高い(10万円以上かかることも)
- YouTubeで設置動画が見られる
- ネットで部材や工具も手に入る
- 簡単そうに見えるから挑戦してみたい
しかし、こうした気持ちとは裏腹に、給湯器の設置はガス、水道、電気すべてに関わる高度な専門工事です。冷静に考えると、住宅設備の中でも最も危険なカテゴリに属すると言っても過言ではありません。
自分で取り付けられる給湯器はあるのか?
原則として、自分で給湯器を設置するのは不可です。特にガス給湯器は「ガス可とう管接続工事監督者」や「液化石油ガス設備士」などの資格者でなければ違法となるケースもあります。
ただし、以下のような特殊なケースに限って、自己設置できる可能性はあります。
給湯器の種類 | 自己設置の可否 | 注意点 |
---|---|---|
電気瞬間湯沸かし器(ポータブル) | △(自己責任で) | 給湯能力が小さい。屋内使用不可の製品もある |
仮設型の電気温水器 | △(工事不要なタイプのみ) | 安全装置や電源接続に注意が必要 |
ガス給湯器 | ✕ | 法律上の資格者が必要、DIY不可 |
→ 現実的には「ほぼ不可能」と考えるべきです。
自分で設置した場合のリスクとは?
「自己責任でやればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、給湯器は想像以上にリスクが高い設備です。とくに以下の点で大きな危険があります。
- 法律違反
液化石油ガス設備士などの国家資格が必要
資格なしの設置は違法行為に該当し、事故時は罰則や損害賠償の責任が発生 - 火災・爆発・一酸化炭素中毒のリスク
ガス漏れや不完全燃焼のリスクは常にあり
排気筒の設置不備は命に関わる問題に直結 - 水漏れや住宅損傷
給水・給湯配管の締めミス、接続不良で壁内部で水漏れ
床下や壁内部に被害が及ぶと数十万円以上の修繕費用 - 保証対象外になる
メーカー保証が受けられない
保険適用外になるケースも
プロの業者に任せると何が違うのか?
札幌のような寒冷地では、プロの施工が必須です。DIYで手が出せない「凍結対策」や「排気設計」にも対応できるのが大きな違いです。
- 資格者による法令遵守の施工
- 凍結防止ヒーター・保温材の適切施工
- 排気やドレンの安全な処理
- 安心のメーカー保証&施工後のアフターフォロー付き

費用比較|DIYと業者依頼の違い
項目 | 自分で設置 | 業者に依頼 |
---|---|---|
機器代 | ◎ 安い | ○ 仕入れ値でも安くなりがち |
工事費 | ◎ 0円 | △ 数万円程度(内容による) |
リスク | ✕ 高い | ◎ 最小限 |
法的安全性 | ✕ 違法の可能性あり | ◎ 有資格者による合法工事 |
保証 | ✕ 基本対象外 | ◎ 安心のダブル保証 |
→ 最初は安く見えても、長期的には業者の方が安心・経済的です。
よくある誤解とQ&A
- Q1:ガスの接続だけプロに任せれば問題ない?
→ ダメです。排気・水道・設置状態など全体が揃ってはじめて安全確保となります。 - Q2:同じ機種なら交換くらいできる?
→ 外観が同じでも配管や排気方式が変わっていることがあります。設置条件が違えば一からやり直しです。 - Q3:DIY後に点検してもらえばいい?
→ 違法施工は点検自体を断られることも。逆に“補修が必要”となって費用がかさむこともあります。
寒冷地用の給湯器と一般用の違いとは?
項目 | 寒冷地用 | 一般用 |
---|---|---|
凍結対策 | ◎ 標準搭載 | △ オプション対応が多い |
排水処理 | ◎ 自動排水付きが多い | ✕ 未対応もある |
内部構造 | ◎ 保温設計 | △ 熱効率優先設計 |
対応業者 | ◎ 地元対応業者が豊富 | △ 部品・知識に差あり |
札幌のような地域では寒冷地仕様が必須条件です。
工事にかかる日数と流れ【ルーム・テック・ラキアの場合】
札幌市内を中心に多くの実績をもつルーム・テック・ラキアでは、スムーズで安心な施工体制を整えています。お問い合わせから工事完了まで、以下の流れでご案内しています。
- STEP1:お問い合わせ・ご相談(無料)
「お湯が出ない」「機器を交換したい」「費用感を知りたい」など、まずはお気軽にご相談ください。LINE・お問い合わせフォームから、スムーズにご連絡いただけます。 - STEP2:現地調査・ヒアリング(所要15〜30分)
お伺いして設置状況を確認し、配管や給排気などの条件を丁寧にチェックします。お客様のご希望やお悩みもヒアリングの上、最適な機種をご提案いたします。 - STEP3:お見積りのご提示(その場〜翌営業日)
機種選定・工事内容・費用を明確に提示。追加費用がかからない安心見積もりを心がけています。 - STEP4:ご契約・工事日程の調整
内容にご納得いただけましたら、施工日を調整いたします。お急ぎの場合も柔軟に対応可能です。 - STEP5:給湯器交換工事(所要1〜3時間)
有資格スタッフが安全第一で施工を行います。寒冷地特有の保温・凍結対策も万全です。 - STEP6:動作確認・アフターサポート
設置後は動作確認・排気チェック・操作説明を丁寧に実施。施工後のトラブルにも迅速に対応いたしますので、安心してご利用いただけます。
おわりに|“安く済ませたい”が高くつく前に
給湯器の設置は、単なる機器の交換ではなく危険物を燃料にしている以上、「命を預かる工事」です。
札幌のように冬の寒さが厳しい地域では、凍結による破損や排気トラブルが命に関わる事故を引き起こす可能性もあります。
「少しでも費用を抑えたい」「なんとか自分でできないか」と考えるお気持ちはよく分かります。
ですが、短期的な節約が、思わぬ出費やリスクを招くことも現実として多くあります。
万が一、設置に不備があった場合は、メーカー保証や保険も効かないことがあり、
修理や復旧にかかる費用は数十万円になることも珍しくありません。
給湯器は毎日使う重要なライフラインです。
「安く済ませる」よりも、「安心して使い続けられる」選択をしていただけると、後悔のない暮らしにつながるはずです。
ぜひ一度、地元の信頼できる専門業者に相談してみてください。
札幌にお住まいの方には、地域密着で対応しているルーム・テック・ラキアが、心強い味方になります。
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給湯器交換は単なる設備更新ではなく、「快適な暮らし」を守るための重要な選択です。
北海道の寒さに耐えるためには、適切な機種選びと確かな施工が不可欠です。
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